2019
Céleste Moreau がこのアトリエを始めたのは2019年の春でした。それ以前の7年間、彼女はパリ6区のルー・ボナパルト通りにある調香師の工房で、主にメゾン向けのフォーミュラ開発を担当していました。仕事は好きでしたが、一本の香水が市場に出るまでに3年かかることもあり、自分の判断で素材を選ぶ自由がほとんどありませんでした。ある秋、グラースの農家で収穫したばかりのジャスミンを嗅いだとき、これをそのまま瓶に閉じ込めたいと思いました。それが出発点です。
Céleste Moreau がこのアトリエを始めたのは2019年の春でした。それ以前の7年間、彼女はパリ6区のルー・ボナパルト通りにある調香師の工房で、主にメゾン向けのフォーミュラ開発を担当していました。仕事は好きでしたが、一本の香水が市場に出るまでに3年かかることもあり、自分の判断で素材を選ぶ自由がほとんどありませんでした。ある秋、グラースの農家で収穫したばかりのジャスミンを嗅いだとき、これをそのまま瓶に閉じ込めたいと思いました。それが出発点です。
最初の一年は失敗の連続でした。最初に作ったフゼアの試作は、熟成が足りなくて青臭く、友人に渡したら「草の匂いがする」と言われました。配合を12回変えて、ようやく納得できるものができたのが2020年の初夏です。その香水が今も「Fougère Juillet」として販売されています。当時は自宅の一室を暗室にして、瓶を並べて待っていました。今でも熟成の工程だけは変えていません。