
Céleste Moreau がこのアトリエを始めたのは2019年の春でした。それ以前の7年間、彼女はパリ6区のルー・ボナパルト通りにある調香師の工房で、主にメゾン向けのフォーミュラ開発を担当していました。仕事は好きでしたが、一本の香水が市場に出るまでに3年かかることもあり、自分の判断で素材を選ぶ自由がほとんどありませんでした。ある秋、グラースの農家で収穫したばかりのジャスミンを嗅いだとき、これをそのまま瓶に閉じ込めたいと思いました。それが出発点です。
最初の一年は失敗の連続でした。最初に作ったフゼアの試作は、熟成が足りなくて青臭く、友人に渡したら「草の匂いがする」と言われました。配合を12回変えて、ようやく納得できるものができたのが2020年の初夏です。その香水が今も「Fougère Juillet」として販売されています。当時は自宅の一室を暗室にして、瓶を並べて待っていました。今でも熟成の工程だけは変えていません。
“「Fougère Juillet」を初めて嗅いだとき、学生時代に住んでいたアパートの近くの公園を思い出しました。香りってこういうことだと思いました。
M.T. · 東京在住、30代
“ビスポーク調香をお願いしました。3回のセッションで、自分でも言葉にできなかった「好きな匂い」が形になりました。Céleste さんの質問の仕方が面白くて、セッション自体が楽しかったです。
K.N. · 神奈川在住、40代
“キャンドルを夏の夜に使っています。強すぎず、消えてしまうほど弱くもなく、ちょうどいい。窓を開けていても香りが飛ばないのがいいです。
Y.A. · 大阪在住、30代
ジャスミンはフランス・グラースを代表する香料植物です。毎年8月から10月にかけて手摘みで収穫され、蒸留またはアンフルラージュによって香料に加工されます。なぜ産地を直接訪れることが重要なのか、調香師の視点から説明します。
続きを読む →香水を調合した直後に嗅ぐと、トップノートが荒れていて、全体のバランスが見えません。熟成は単なる慣習ではなく、香りの化学的な変化を待つ工程です。なぜ8週間なのか、何が起きているのかを説明します。
無花果の葉の香りは、果実の甘さとは全く異なります。葉を手でこすったときの青くてわずかに苦い匂い。あの感覚を香水に閉じ込めるのが、フィグリーフ・アブソリュートです。夏の調香に使われる理由と、扱いの難しさを説明します。
Céleste Moreau は、パリ第6区生まれの調香師。ISIPCA(ヴェルサイユ)で調香の基礎を学んだ後、グラースの老舗調香師 Henri Dufresne のアトリエで3年間の見習いを経験。その後パリ6区の調香工房に7年間勤め、メゾン向けフォーミュラの開発を担当した。2019年に独立し、Whimsical Elm Glade を設立。代表作は「Fougère Juillet」(2020年)と「Pierre Sèche」(2022年)。週末は近郊の蚤の市で古いガラス瓶を探すのが習慣で、その一部がアトリエの棚に並んでいる。
1.5mlのスプレーサンプルを5本、小さな紙箱に入れてお届けします。どのフォーミュラを入れるかはご指定いただけます。発送は注文から3営業日以内。送料は全国一律¥550です。
しません。一フォーミュラにつき最大200本と決めています。売り切れたものは終了です。次のフォーミュラが出るまで待っていただくか、サンプルセットで別の香りを試してみてください。
年間6件まで受け付けています。現在3枠空いています。最初のセッションは約90分で、素材サンプルを嗅ぎながら記憶や場所の話をします。完成まで通常3〜4ヶ月かかります。